2008年7月20日日曜日

evil

空と君とのあいだに



この歌は僕にとって辛苦の時代を乗り越える支えとなった。
たった一人になっても、どこかで誰かが見守っているような気がして・・・。

僕がその時唯一信じていたのは、僕自身だけだった。
だから、その僕の血や肉を分けた者は自分と同じだと信じた。
たとえ「悪」に染まったとしても、そこには必ず理由があると思った。

長い間、待たなければならなかった。
すべてがはっきりするまで・・・。
信じている者の危険が完全に去るまで・・・。
そして再び出会う日が来るまで・・・。
でもそれだけではなかった。

僕の言葉を受け入れてくれる人たちもまた、自分と同じだと思えた。
まるで兄弟のように・・・まるで肉親のように・・・。
だから本当は、僕は一人ではなかったんだ。
ただ一人だと思わされていたんだ。
そのことに現実という時間の中でゆっくりと気づかされていった。

僕を含め、「悪」と呼ばれることを恐れなかった者たちへ・・。
僕たちは強くなる。
大事なものを守るため、何をも恐れない強さを手に入れる。

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