2008年9月28日日曜日

Slam Dunk42


「流川」がフリースローを決め、湘北は1点差まで詰め寄ってきた。
しかし・・・・「桜木」は一人で余計な計画を立てているみたいだな(汗)
頭を打ってから、ますます妙な考えをするようになった気がする・・・。
試合中に雑念が入ると、いいプレーはできないんだが・・。
ほらほら、「池上」に簡単に抜かれてしまってるぞ。
「福田」にボールが渡ると、「三井」のブロックを越えてシュートするが入らず、リバウンドを自ら取った時に「三井」に止められてしまう。
陵南はスコアラーの「福田」を止められると、点が取れなくなる

でも「田岡監督」は、「福田」に強引なプレーをさせて、「三井」のファウルを誘い退場させようと考えているようだ。
「福田」がマークされている間に、「魚住」と「仙道」に得点させるつもりらしい。
ん・・・そんな悠長なことしてていいのかねぇ。
だって、それは湘北も同じことで、「三井」がマークされているのなら、「流川」や「赤木」「宮城」が動くことになるだろう。
それに「流川」はやる気満々みだいだよ(笑)


「流川」の弱点はスタミナ不足だけだったからな。
前半戦を捨てて、スタミナを温存した状態で迎えた後半戦には自信あったんだろう。
「宮城」は「流川」に急かされているのを解かっていて、確実にボールを回すタイミングを計って「三井」にパス。
「三井」はシュートにいくと見せかけて、「流川」にボールを渡した。
満を持して、「流川」は素早くシュート。
あまりに早いタイミングでのシュートだったので、入らないと思ったようだが入ってしまった(笑)
このスピードに「仙道」も振り回されている。
とにかく、この競った状況でシュートを決めるには、フェイクやスピード感で相手の裏を掻かねばならない。
たぶん「流川」は半分無意識にそれをやっているんじゃないだろうか?


頼りにしていた「仙道」が「流川」に振り回されているのを見て、「田岡監督」が本性を現す(汗)
「何をやっとるか、仙道! 朝飯ちゃんと食ってきたのか!!」
こらこら・・・公衆の面前でその台詞はないだろ(汗)
「仙道」がやられるとチームは不安になるかもしれんが、その「仙道」を不安にさせる発言をするアンタはどうよ(汗)
監督なら、チームが苦しい時にこそ策を練らんかい!


「仙道」は意外にも「流川」と同じプレーをして、早いタイミングでのシュートを決める。
たぶん「流川」に精神的なダメージを与えようとしたんだろう。
お前にできることは俺にもできる・・・と言わんばかりだな。
でもな・・・先にやるのと後でそれをマネるのとではちょっと違うんだよ。
力やテクニックで同格でも、それを実行する時に自分で考えてやるということは、プレーのバリエーションを豊富に持っているからできるんだと思う。
そういう意味では、あまり意味がないんじゃないだろうか?


「流川」にボールが回り、「仙道」を抜こうとした瞬間、ボールを叩き落される。
陵南ボールになり、攻撃に転ずるが・・・今度は同じように「宮城」からボールを叩き落される。
つまりだな・・・お前(陵南)にできることは俺(湘北)にもできるってことだ(笑)
ここで微妙に「仙道」が動揺しているのが解かる。
たぶん監督の叱咤が原因だな。
「仙道」を叱った時、彼は無理にでも自分が上であることを誇示しようとした。
それは「流川」に話しかけた台詞で解かるんだが・・・。
だがそれを示したところで、気を抜けばどこかで反撃を食らう。
「植草」のミスを自分のせいにしたのは、「仙道」がそれに気づいたからだろう。
「流川」のマネをしたプレーはやるべきではなかったんだよ。
だからさ・・・監督は余計なことを言っちゃダメなんだって!
ああ見えて、「仙道」は繊細な神経を持ってるんだと思うよ。
というか、みんなそうなんだけどね・・・。


ここでやっと「仙道」は、本来の自分に戻ったみたいだな。
「流川」の足元を見るような台詞は、「仙道」らしくないと思ったんだ。
強い相手の強さをそのまま認めるのが、彼のいいところなんだ。
「桜木」の強さを認めていたのも「仙道」だったしな。


この後、試合は一進一退の攻防が続いていく。
今のところ、両チームとも実力は互角だと思う。

さあ、この競った状態から抜け出すのは、陵南か? 湘北か? どっちだ?


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