2008年9月29日月曜日

Slam Dunk43


両チーム共、一歩も引かない強固なディフェンスで、互いに全く得点できない状態が続く。
その均衡を打ち破ったのは「仙道」だった。
「流川」を抜いて、ゴールへと走り出す。
「赤木」と「流川」が必死にブロックしたが、「仙道」はジャンプした後空中で別方向からシュートを決めてしまう。
ちょっと他の選手にはマネのできないプレーだな。
たぶん「仙道」の得意技なんだろう。
あれで湘北は練習試合の時に負けたんだよな。


しかし、「流川」も黙って見てるわけじゃなかった。
次の攻撃時には、ボールを持った途端にスリーポイントシュートを決めてしまった。
また黄色い声援が会場に響き渡る(汗)
そして・・・聞き捨てなら無い台詞が僕の耳を通過していった・・・・・。
「流川」がスリーポイントシュートを決めた時、海南の「牧」が・・・・・
「不敵・・。」と言ったんだ。
でも、でも僕には「素敵」と聞こえてしまった。
何度聞いても、「素敵・・。」と聞こえる。
あああああああああああ、僕の耳はどうかしてしまったのかぁああ・・・(汗)


と、とにかく、これで湘北は同点に追いついた。
しかし、その後すぐに「仙道」がシュート決める。
続いて、「流川」が負けじとシュートを決め、「仙道」と「流川」の点の取り合いになっていった。
この「流川」の好プレーで、またしても黄色い声が会場中に渦巻く。
いや・・・ちょっと待て。
「流川親衛隊」が言っている『流川 流川 ラブラブラブリー流川』という言葉・・・僕的にはしっくりこないんだが・・・。
中でも「ラブリー」は一般的にかわいいとか愛らしいの意味があるよな?
つまり、直訳すると「好き好きかわいい流川」と言ってるみたいなんだ。
ちょっと「流川」のキャラには合ってない気がする・・・(いや、別にいいんだけどさ・・・汗)


激しい競り合いの中、「福田」にボールが渡りシュートをしようとしたが、「三井」に止められる。
しかし、「三井」がファウルを取られてしまった。
「田岡監督」の思惑通り「三井」はファウル3つとなった。
でも「彦一」が言うには、「魚住」もファウル3つらしい・・・・。
おいおい、監督は、自分のチームの状況くらい把握しとけよ(汗)
まったく・・この人、どこか抜けてるよな・・・。


とうとう「桜木」にボールが回ってきた。
メンバーはすぐにパスするよう要求するが、「桜木」は今がチャンスとばかりにゴールを狙う。
「福田」をフェイクでかわし、無理やりリングに向かってボールを投げる。
予想通り入らなかったが、自らリバウンドを取り、再度挑戦する。
その時「桜木」の頭の中に猛特訓の場面が甦ってきた。
さあ・・・今こそあの時ものにしたシュートスタイルを思い出すんだ!
感覚を集中させ、シュートの態勢を作る。
そして・・・ボールを放った・・・・・・・と思ったら、「魚住」に叩き落された(あー残念・・)
しかし、これで「魚住」はファウル4つになった。
「田岡監督」・・・頭を抱える(笑)
なんかさぁ・・・余計な策略すると、必ず自分の方に返ってくるよな。
わざとファウルを誘って相手選手を追い出すより、正面から戦って勝った方が気持ちよくねぇ?


当の「桜木」はわざとファウルを誘ったんじゃないんだよ。
真剣にプレーに集中してシュートしただけだもんな。
結局はさ、試合ってのは技のぶつかり合いで勝負すべきなんだよ。
いろいろ小細工して勝ちをもぎ取っても、本当に強いことにはならないと思うんだな。
ルールを利用するやり方は、どうしても勝ちたいと思ってる選手の判断に委ねた方がいいんじゃないかな?


これで「魚住」は交代を余儀なくされた。
「ファインプレイだ、花道。」
「宮城」の言葉が「桜木」の脳裏に吸い込まれていく(笑)
ホントに「桜木」は単純明快だな。
たぶんそれまで余計なことを考え過ぎてたんだよ。
試合に集中して、自分のベストプレーをしようとすれば、いいプレーができるヤツなんだって。
まあ、調子に乗らなければな・・・(汗)


なんだか湘北ムードが高まってきたぞー。


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