2008年8月23日土曜日

Slam Dunk21


いよいよ第50話から海南vs湘北の試合が展開される。
湘北は、強豪海南相手にどんな試合をするのか楽しみだ。
でも、海南と湘北のメンバーって、キャラは違うけど同じタイプが多い気がする。
特に「桜木」と「清田」は完全にキャラが被ってると思う(バカっぽいとこが・・)
おまけに「流川」をライバル視してるとこも・・。
2人でボール捌き競争をする辺り、どちらも目立ちたがりなのがよくわかる。
しかし、バスケの公式戦には試合前に前座があるとは知らなかったよ(笑)
是非、コンビでお笑い界に進出して欲しいものだ。


試合開始早々から、湘北の速攻で「流川」がダンクを決めようとする。
だがそれを「牧」に止められた上、パスカットで海南ボールになってしまう。
そのまま「清田」にボールが渡るかと思われたが、「桜木」が特大ジャンプを見せて奪い返した。
残念ながら、トラベリングでファウルを取られはしたが、湘北は初めから海南に競る勢いを見せ付けたのだった。


海南の攻撃に対して、湘北はマンツーマンで対抗する。
雑誌記者の「相田」によれば、湘北はマンツーマンが得意だと言う。
その理由はすぐに解かった。
「桜木」が「牧」に言った「老けた顔」発言がその典型だろう。
いや、むしろ僕は控え室にいた時の「牧」の顔は「ケンシロウ」に似てると思ったんだが・・。
考えてみると、高校生らしからぬ顔の選手って結構出てくる。
たぶん「赤木」が浮かないよう作者が配慮したんだろう。
だが「牧」も負けてはいない。
「赤木」を引っ張り出して、「桜木」の矛先を逸らす作戦に出た(おお、さすがだ・・)


・・・と、こんな風にマンツーマンだと相手の特徴をじっくり観察するのが容易だからである。
恐らく今までの「桜木」の奇妙な発言は、相手を惑わす心理作戦だった・・・とも言えるのではないだろうか(単なるバカ・・とも言えるが・・)
そしてとうとう「牧」をあだ名で呼ぶのに成功している。
大変失礼な呼び方ではあるが、これも「桜木」の作戦だと思う。
あだ名で呼ぶと親密感があって、相手が油断すると考えたのではないだろうか(そこまで考えてないかもしれんが・・)
陵南の「魚住」は「ボス猿」、「田岡監督」も「じじい」呼ばわりしている。
これが怖いもの知らずと言われる由縁である。
しかし、この作戦には落とし穴があって、相手が油断するのと同様、自分も油断する可能性が大きい。
ところが「桜木」の場合、油断させた相手に油断させられると、返って怒りが込み上げてくるようなので、気持ちを高ぶらせるのにはちょうどいいのかもしれない。
ほとんど「自ら撃ち、自ら取ーる」のリバウンドの構図と同じだな(笑)


余談だが、僕は是非とも「桜木」に「高頭監督」にあだ名を付けて欲しいと思っている。
一目見ただけで思わず笑ってしまいそうになるので、とても気になっているのだ。

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