2008年8月9日土曜日

Slam Dunk7


第15話、綾南との練習試合で「桜木」が初めて出た時はてげワロタよ(爆笑)
散々文句言いまくっていたのに、いざ試合に出るとなると途端に緊張しまくってた。
でも分かるなぁ・・。
ベンチにいる時って、全体が見渡せるから相手の動きがよく見えるものだが、一旦コートに入ると視野が狭くなって周りの動きが見えなくなる。
音も声援とボールを突く音とバッシュの擦れる音が一体化して、自分の位置を把握するのが難しくなる。
もうこれは慣れるしかないんだよね。
ボールを追っている内に、段々自分以外の動きが読めてくる。
「桜木」の凄いとこは、初めからボールに群がったりしなかったことかな。
僕が初めて試合に出た時は、ボールを取ることに熱中し過ぎてディフェンスを忘れてしまったりしたから(笑)


「桜木」初試合の時、真っ先に警戒してたのが「仙道」だった。
顔を見た時から、何かを感じていたのかもしれない。
「仙道」は初心者だとか素人だとか、見掛けで判断しないんだな。
そんなものはやってる内に技術を習得していくんだから、経験数を上げれば素人ではなくなっていくものだ。
それよりも天性として持っている勘とか、気迫とか、プレーのセンスに注目していたんだろう。
皆「桜木」の常識外れな行動に気を取られて、肝心のバスケセンスを見落としていたみたいだ。
見落とさなかったのは「仙道」だけ・・・あ、「安西先生」もかな?


まあ、それも仕方ないだろうね。
だって「桜木」は、基礎的なことができないのに、高技術の技を簡単にやって見せたりしたんだから。
普通じゃちょっと理解できないものだ。
でもそれは基礎といってもバスケの基礎ができてなかっただけで、スポーツをするための基本的な動きはプロ並みの素地を持っていたからだろうけどね。


第18話で「仙道」を封じるために、「流川」と「桜木」を付けるよう「安西先生」から指示が出る。
この時「仙道」は異様に嬉しそうなんだな(笑)
何においてもそうなんだが、自分と互角の力を持つ相手を前にして初めて、自分の力を最大限に発揮できるものだ。
恐らく「仙道」を本気にさせる相手が今まで周りにいなかったんじゃないだろうか。
「スラムダンク」全般を見渡しても、「仙道」の上をいく選手ってあまり見当たらない。
もちろん個人単位で見た場合のことであって、バスケはチームで戦うものだから一人だけ上手くてもダメなんだけどね。


しかし、タイムアップ直前の点取り合戦はエキサイトしたね。
残り時間1分を切った後、「流川」がスリーポイントシュートを決めて1点差まで追い上げ、とどめに「桜木」の庶民シュートで逆転したと思った瞬間、「仙道」の速攻でひっくりされてしまった(驚)
つまり油断は禁物だってことだな(笑)
この時の「仙道」のバスケセンスは、抜群だった。
あの短時間で完璧に状況判断をして、最短コースを読み点を取りに行った。
物凄い瞬発力だと思うよ。
あの時点での勝つための執念は「仙道」の方が上だったわけだ。


うーん、バスケって本当に面白い・・・(笑)

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