
さあ、いよいよ「牧」の巻き返しが始まる(ダジャレじゃないよ?・・笑)
ずっと「牧」をマークしてきた「宮城」は一つの懸念を持っていた。
「牧は・・・まだ本調子ではないのでは・・・。」
と、その途端素早いボール捌きで「宮城」をかわし、「赤木」にボールを止められながらもシュートを決めてしまう「牧」。
このプレーだけでも、伊達に海南が常勝してきたわけではないことが解かる。
これで、海南は湘北を簡単に抑え逆転してしまった。
しかし、「赤木」も黙ってはいない。
「流川」からパスで、更に得点を追加し、リードする。
だが、その直後に「牧」が「宮城」を抜いてシュートを撃つ。
それを「赤木」と「桜木」が止めようとするが・・・止められなかった。
「桜木」の指が当たっていたにも関わらず、ボールはリングに吸い込まれていった。
「牧」の強さは、完璧なボディコントロールと飽くなき勝利への飢えにある・・と「赤木」が分析する。
何でもそうだが、自分の身体が万全でなければ最大限の力を発揮することはできない。
そのベストな状態を常に維持することは、勝利への第一歩だと思う。
怪我や病気、あるいは精神がネガティブな状態だと、それまで必死で練習してきたものを試合で出すことは難しくなる。
まずは、勝つための材料をすべて揃えることが必要なんだろう。
万全な肉体を鍛え上げれば、多少のトラブルも難なく防げるはずだ。
この辺り、湘北は少し違う見方ができる。
見てると、喧嘩や怪我のトラブルに見舞われることが多いみたいだが、むしろ湘北メンバーにはトラブルが多過ぎて、それを回避する経験が豊富であることが強さの秘訣になっている気がする。
つまり、喧嘩で鍛え上げられてしまったということだろう(笑)
でも「牧」よりはかなり不安定ではあるが・・・。
そして、勝つことに対する執着心も強さを発揮するカギの一つだと思う。
「赤木」が1年だった時の先輩が、試合で勝てなかったのも、この勝つことに貪欲でなかったからだ。
勝つために出来ることをすべてやろうとする気持ち。
相手が誰であろうと軽く見ることはせず、十分に分析し、自分に足りないものがあれば補おうと努力すること。
「清田」が試合中に油断し掛けた時、「牧」に諭されるシーンがある。
ただ勝つだけでなく「常勝」を守ろうとするなら、「このくらい・・」という気持ちは捨てなければならない。
試合中には必ず予想外のことが起こる。
気が緩んでいると、その予想外に対応できなくなるんだ。
海南が「常勝」してきたのは、「牧」がその拘りを持って皆を引っ張ってきたからだろう。
湘北は「牧」を止めることができない。
「宮城」と「三井」、更には「桜木」と「流川」の二段ブロックにも、「牧」は瞬時に対応する。
ボールはフリーになった「神宗一郎」に渡り、スリーポイントシュートを決められてしまった。
自分で言うだけあって、入り出したら止まらないようだ。
あっという間に、点差が開いてしまった。
「高頭監督」曰く、『うちに天才はいないが、うちが最強だ。』
入部当初は才能も何も持っていなかった「神宗一郎」だが、その飽くなき反復練習の結果、その技術を磨き上げたという。
しかし、僕は「神宗一郎」に才能がなかったとは思えない。
才能というのは、開花させて初めて「才能」だと認められるものだ。
恐らく彼の才能は何も持っていないように見えるくらい表面に現れていなかっただけで、実はそれまで彼の中に眠っていただけなんじゃないだろうか。
彼が反復練習でその技術を手に入れたのは、他の技術より自分に合っていると判断したからだと思う。
つまり、元々その才能があったと言っていいと思うんだけど・・。
皆、自分の中に眠っている才能がどんなものかを知らない。
自分が解からないんだから、他人にはもっと解からないだろう。
だから、自分には才能がないとか、あの人には才能があるとか、簡単に言うべきではないんだ。
自分というものの中に、物凄い可能性があると信じることができるなら、その個性の中に必ず何かの才能を見つけることができるんじゃないだろうか。
例えば・・自分が好きだと思うことを徹底的にやってみることだ。
途中で諦めてはいけない。
納得できるまで、少しずつでもいいから続けていくこと。
邪魔が入ろうが、他人から叩かれようが、何かを掴んだと思えるまで頑張ってみる。
僕も自分が何に合っているのか判らなくて、何度も挫折した経験がある。
ちょっと齧っては、止めてしまい、その時手元に残ったのは劣等感だけだった。
そういう僕に、周りの評価が低いのは当たり前なんだが、やっぱり悔しいんだな・・。
僕にできること・・・僕にしかできないこと・・・それを必死で探した時期があった。
これなら僕に合ってると思うことを見つけても、必ずそれを打ち崩すことが待っていた。
だから何かを掴むためにまずすべきことは、困難に負けない自分を作ることだったよ。
トラブルや障害に負けない自分が確立されてやっと、自分がしようと思っていたことが出来るようになったんだ。
それと同じように海南のメンバーは、毎日の厳しい練習の中で鍛えられていったんだと思う。
「牧」が湘北の勢いに負けない強さを見せるのも、スリーポイントシューターの「神宗一郎」が常にきれいなフォームでシュートを決めるのも、混戦した試合の中で自分を維持できるよう鍛えてきたからだろうね。
点差が開いたまま、海南の勢いを崩せない湘北は、タイムアウトを取る。
「安西先生」に海南を攻略する策はあるのか?
湘北、ピンチ!
ずっと「牧」をマークしてきた「宮城」は一つの懸念を持っていた。
「牧は・・・まだ本調子ではないのでは・・・。」
と、その途端素早いボール捌きで「宮城」をかわし、「赤木」にボールを止められながらもシュートを決めてしまう「牧」。
このプレーだけでも、伊達に海南が常勝してきたわけではないことが解かる。
これで、海南は湘北を簡単に抑え逆転してしまった。
しかし、「赤木」も黙ってはいない。
「流川」からパスで、更に得点を追加し、リードする。
だが、その直後に「牧」が「宮城」を抜いてシュートを撃つ。
それを「赤木」と「桜木」が止めようとするが・・・止められなかった。
「桜木」の指が当たっていたにも関わらず、ボールはリングに吸い込まれていった。
「牧」の強さは、完璧なボディコントロールと飽くなき勝利への飢えにある・・と「赤木」が分析する。
何でもそうだが、自分の身体が万全でなければ最大限の力を発揮することはできない。
そのベストな状態を常に維持することは、勝利への第一歩だと思う。
怪我や病気、あるいは精神がネガティブな状態だと、それまで必死で練習してきたものを試合で出すことは難しくなる。
まずは、勝つための材料をすべて揃えることが必要なんだろう。
万全な肉体を鍛え上げれば、多少のトラブルも難なく防げるはずだ。
この辺り、湘北は少し違う見方ができる。
見てると、喧嘩や怪我のトラブルに見舞われることが多いみたいだが、むしろ湘北メンバーにはトラブルが多過ぎて、それを回避する経験が豊富であることが強さの秘訣になっている気がする。
つまり、喧嘩で鍛え上げられてしまったということだろう(笑)
でも「牧」よりはかなり不安定ではあるが・・・。
そして、勝つことに対する執着心も強さを発揮するカギの一つだと思う。
「赤木」が1年だった時の先輩が、試合で勝てなかったのも、この勝つことに貪欲でなかったからだ。
勝つために出来ることをすべてやろうとする気持ち。
相手が誰であろうと軽く見ることはせず、十分に分析し、自分に足りないものがあれば補おうと努力すること。
「清田」が試合中に油断し掛けた時、「牧」に諭されるシーンがある。
ただ勝つだけでなく「常勝」を守ろうとするなら、「このくらい・・」という気持ちは捨てなければならない。
試合中には必ず予想外のことが起こる。
気が緩んでいると、その予想外に対応できなくなるんだ。
海南が「常勝」してきたのは、「牧」がその拘りを持って皆を引っ張ってきたからだろう。
湘北は「牧」を止めることができない。
「宮城」と「三井」、更には「桜木」と「流川」の二段ブロックにも、「牧」は瞬時に対応する。
ボールはフリーになった「神宗一郎」に渡り、スリーポイントシュートを決められてしまった。
自分で言うだけあって、入り出したら止まらないようだ。
あっという間に、点差が開いてしまった。
「高頭監督」曰く、『うちに天才はいないが、うちが最強だ。』
入部当初は才能も何も持っていなかった「神宗一郎」だが、その飽くなき反復練習の結果、その技術を磨き上げたという。
しかし、僕は「神宗一郎」に才能がなかったとは思えない。
才能というのは、開花させて初めて「才能」だと認められるものだ。
恐らく彼の才能は何も持っていないように見えるくらい表面に現れていなかっただけで、実はそれまで彼の中に眠っていただけなんじゃないだろうか。
彼が反復練習でその技術を手に入れたのは、他の技術より自分に合っていると判断したからだと思う。
つまり、元々その才能があったと言っていいと思うんだけど・・。
皆、自分の中に眠っている才能がどんなものかを知らない。
自分が解からないんだから、他人にはもっと解からないだろう。
だから、自分には才能がないとか、あの人には才能があるとか、簡単に言うべきではないんだ。
自分というものの中に、物凄い可能性があると信じることができるなら、その個性の中に必ず何かの才能を見つけることができるんじゃないだろうか。
例えば・・自分が好きだと思うことを徹底的にやってみることだ。
途中で諦めてはいけない。
納得できるまで、少しずつでもいいから続けていくこと。
邪魔が入ろうが、他人から叩かれようが、何かを掴んだと思えるまで頑張ってみる。
僕も自分が何に合っているのか判らなくて、何度も挫折した経験がある。
ちょっと齧っては、止めてしまい、その時手元に残ったのは劣等感だけだった。
そういう僕に、周りの評価が低いのは当たり前なんだが、やっぱり悔しいんだな・・。
僕にできること・・・僕にしかできないこと・・・それを必死で探した時期があった。
これなら僕に合ってると思うことを見つけても、必ずそれを打ち崩すことが待っていた。
だから何かを掴むためにまずすべきことは、困難に負けない自分を作ることだったよ。
トラブルや障害に負けない自分が確立されてやっと、自分がしようと思っていたことが出来るようになったんだ。
それと同じように海南のメンバーは、毎日の厳しい練習の中で鍛えられていったんだと思う。
「牧」が湘北の勢いに負けない強さを見せるのも、スリーポイントシューターの「神宗一郎」が常にきれいなフォームでシュートを決めるのも、混戦した試合の中で自分を維持できるよう鍛えてきたからだろうね。
点差が開いたまま、海南の勢いを崩せない湘北は、タイムアウトを取る。
「安西先生」に海南を攻略する策はあるのか?
湘北、ピンチ!
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