2008年8月10日日曜日

Slam Dunk8


第21話辺りに登場してきた「宮城」のエピソードがイイ。
不良との喧嘩で入院していた「宮城」は、退院直後に女の子からフラれるんだが(笑)
僕が思うに、「宮城」の頭の中にはやっぱりバスケしかなくって、実は女の子と「宮城」の価値観が往々として食い違っていたからじゃないかと思うんだ。
その女の子も「宮城」もお互い「他に好きな人がいる」と分かってて付き合うのは、どっちも不本意だよな。
それでも付き合おうとしてたのは、寂しかったからなんだろう。
でもな・・・いくら一緒にいても埋められないものってあるんだ。


「桜木」が50人もの女の子にフラれたという(凄過ぎる)記録は、彼と価値観の合う女の子が50人付き合ってもいなかったってことだろう。
実はそれだけ「桜木」の探している女の子は特別というか・・稀というか・・とにかく滅多にいないんだな(当たり前か・・)
それでもめげなかったのは、「桜木」は自分が付き合う女性に対して妥協しなかったからと言えるんじゃないかと思う。
「桜木」が唯一見つけた「晴子」には、その妥協できない何かを持っているのかもしれない。
合うかどうかは別として・・。


「宮城」の場合も同じだろう。彼には「彩子」という特別な女性がいる。
「彩子」はバスケ部のマネージャーで、「赤木」の全国制覇の夢を一緒に追いかけている。
だから彼女の学生生活はバスケ一色と言っていいだろう。
「宮城」がバスケ部に復帰したのは「彩子」がいるからだが、それはまた「宮城」も「彩子の夢」を一緒に追いかけるという決意の表れじゃないかと思うんだ。


これは兄の夢を応援している「晴子」に惚れた「桜木」も同じに見える。
つまり、「桜木」もその夢を一緒に追いかけたいと思っているんだよ。
夢を共有できる相手に出会ってしまったら、他のどんな誘惑も皆霞んで見えるものだ。


実は僕も「桜木」ほどではないが、フラれ派だ(笑)
現実は厳しいもので、何度塩水を飲み込んだことか・・・(くっ・・ぅぅ・・)
だから「桜木」と「宮城」が意気投合した気持ちはよーく分かる。
僕の理想も夢を共有できる相手に巡り会うことだから・・。


ところで「宮城」というキャラは、見掛け不良っぽいが単独で不良やってるところが気に入っている。
そして女にメチャ弱いところも・・(笑)
基本的に優しいんだろうな・・「安西先生」にも敬意を持っているし・・。
外見を無視すれば、中身はエリートとも言える。
ポジションが「ポイントガード」であることは、「仙道」とも通じるところがあるはずなんだ。
背が低いことはバスケで不利に思えるが、逆に小回りが利いて素早く動ける。
テクニックを持っているから、大型選手にも対抗できる素地がある。


そう言えば、世界で活躍する日本の選手に「宮城」と似た人がいたよね。
僕は彼の記事を読んで「宮城が出現した!!」と吼えたものだ(笑)
確か「田臥勇太」という選手だったと思う。
名前も・・似てる(笑)



0 件のコメント: