2008年8月4日月曜日

Slam Dunk4

また初めから見直しちゃったりしています(笑)
面白かったのが第3話で「赤木」と「桜木」がバスケ対決をする場面。
素人「桜木」はバスケのルールも知らずに勝とうとするが、足がもつれて「赤木」のズボンに手を掛け下ろしてしまうというアクシデントがあったり(笑)
妙にきれいなお尻が衝撃的だった(え?)



しかし、僕が一番驚いたのは「晴子」だ。
部屋で兄と話す「晴子」の姿に思わず動画を静止して見入ってしまった。
たぶん「桜木」が見たら鼻血もんだったに違いない。


でも「赤木」をすっかり怒らせてしまった「桜木」は、入部を認めてもらえない。
そこであらゆる手段を使って、「赤木」の機嫌を取ろうとする。
バナナやグラビア写真を贈ったり(笑)ボールと体育館の床をピカピカに磨いたり・・。
好きな人のためにはプライドも捨てて、全力を尽くす。
それが「桜木」のいいところだね。


「桜木」はバカのように見えるけど(いや、見えるだけじゃないけどさ・・)
本人は「晴子」以外にはどう思われてもいいという腹がある。
だから罵られても非難を浴びても結構平気なんだな。
一途というか純情一直線というか・・今どき珍しいよ。
「晴子」は「流川」に惚れてるっていうのにね。
腕っ節が強くて、一途に思ってくれる男に惚れられたら、きっと幸せだろう。
だから「晴子」も「桜木」を放っておけないのかも・・。
「桜木」が「赤木」と衝突して落ち込んだ時も、心配してくれたもんなぁ。


「晴子」のためにバスケ部に入った「桜木」だけど、自分の才能が少しでも認められてバスケに集中するようになる。
それはバスケ自体に面白味を感じたからだが、無意識の内に自分を成長させる可能性も見つけたのかもしれない。


成長するということは、自分のことであっても、誰かの成長を見つめることでも、不思議と喜びを感じる。
昔僕は知る人ぞ知る「モー娘」のファンだったんだが(笑)初期の頃の「モー娘」は素人っぽさが抜けない若いグループだった。
ASAYANでいろんな試練を乗り越える中、メンバーがそれぞれ成長していった。
僕はそれを応援するのが楽しみだったよ。
誰かの成長を見守るってことは、何故か幸せを感じるんだとその時知った。
その人の苦しみとか悔しさとか喜びを一緒になって経験できるからなのだろうか。


僕が「スラムダンク」を好きなのも、「桜木」の成長ぶりが描かれているからなんだな。
だからスポ根ものは大概好きだよ。
人が成長する時には必ず「発見」がある。
今まで持ってなかったものを手に入れて、一段階上がっていく。
やっぱりこれもプロセスの中の楽しみなんだ。


「世にも奇妙な物語」の中に「通勤電車」という話がある。
あの話のように、プロセスを飛び越えて結果だけを追い求めたがる男の末路は虚しいものだった。
洋画にもこれと同じ話があったよ。
確か・・・時間を進めたり止めたりできるリモコンをもらった男の話だった・・・タイトル何だっけ?
「もしも昨日が選べたら」だったかな?


「スラムダンク」だって、「桜木」が才能を開花させて活躍した場面だけ描いても面白くないよね。
その途中に必ず苦難があって、それをどうやって乗り越えていったかが描かれていると面白いものだ。
誰でも遭遇する壁をどうやって打ち破るのか・・たぶんそれを皆知りたいと思うからなんじゃないかな?
だから、知らない内に自分と主人公を重ねて見てしまうんだ。
いや、僕はあんな赤頭じゃないし、無鉄砲でもない・・・・はずだが・・(汗)
どっちかというと、「水戸洋平」あたりだろうか。
友達の活躍を見るために、バイトしてお金を稼いで応援に行くタイプ(笑)
彼の不良仲間も「桜木」の成長を見守っている人たちなんだろう。



0 件のコメント: